既に周知の通りですが、2021年7月6日よりiPhoneへの着信がRakuten Linkから標準電話へ変更・ロックされました。他社の類似サービス(IP電話など)を鑑みるに、原因は恐らくAppleの仕様、運用による強制的なものでしょう。なので、それ自体は楽天にはどうしようもないので仕方の無い事なのですが、折り返しが非常に不便なことになっていたのは大きなウィークポイントとなっていました。標準電話の履歴から電話番号をコピーしてRakuten Linkを立ち上げ、コピーしておいた電話番号をペーストするという煩雑な手順を踏まなければならなかったからです。

 ところが、iOS15.1.1へアップデートした直後に気付いたのですが、標準電話の履歴から簡単にRakuten Linkを使って発信する事が出来るようになっていました。これは便利だと思い、いつ仕様が変更されたのか、又は単純に私がずっと気付いていないだけだったのか(うろ覚えなため確信は全くないのですが、以前は標準電話の履歴からは標準電話を使った発信しか出来なかったかと記憶しています)、という点を確認するべくWebを調べてみたのですが、そもそもこの折り返し方法について記されている情報自体を見つけることが出来ませんでした。仕方がないので、その辺りは曖昧なまま手順だけを記事にまとめてみます。

標準電話の履歴からの折り返し手順

  • 標準電話の履歴を開く
  •  標準電話の履歴一覧の右側にある、○で囲んだ感嘆符(!)をタップします。
  • 発信ボタンをタップする
  •  発信ボタンのすぐ下に電話発信可能なアプリが出てくるのでその中からLinkをタップします。すると自動でRakuten Linkが立ち上がり、シームレスに発信が始まります。
    link phone

 また、同じ要領で標準の連絡先からもRakuten Linkで発信可能です。

[補足] Rakuten LinkのiPhoneにおける電話着信の仕様について

 Androidと違い、iPhoneは標準機能を使って着信します。ここにRakuten Linkは一切絡みませんので着信における諸問題にRakuten Linkアプリは全く関係がありません。よって、当然にRakuten Linkが提供している留守番電話なども機能しません。Rakuten Linkアプリを経由して着信するのは、発信側もRakuten Linkを使って架けてきた場合に限ります。

 つまり、巷でRakuten Linkの着信の挙動がおかしい(繋がりづらい、着信履歴にも残らない)と言われているのは、楽天モバイルの電波が悪いという一点に尽きます。Rakuten Linkを使って発信は出来るのに電話は着信が出来ないというのは、モバイル回線が多少不安定でもWiFiが活きていれば発信出来るからです。ただし、モバイル回線に依存している部分が大きいため、電波が”非常に”不安定ですとWiFiが活きていても発信出来ません。ちなみに、相手がRakuten Linkであればモバイル回線を切断してもWiFiさえ活きていれば発着信出来ます。

おまけ ~Facetimeの活用~

 iPhone同士であれば、相手の電話番号が分かっているだけでFacetimeを使った発着信が出来るようになっています。先の画像の同画面の少し下辺りに(相手がiPhoneであれば)FaceTimeの項目が出てくるのでそれをタップするだけです。こちらはモバイル回線に依存しませんのでWiFiさえ繋がっていれば発着信可能です。もちろん通話料は無料です。